五人EDHのすゝめ

2018年4月14日
五人EDHのすゝめ


誰が呼んだかペンタゴン。
人が集まりすぎたり、別の目的で集まってEDHもやるみたいな機会にでも。
これってローカルルールなんだろうか。


【ルール】

簡単に言うと、五人のプレイヤーを五角形の各頂点とみなし「対角二人を倒したら勝利」。
「全員●したら勝ち」の四人EDHと異なり、たとえ生存者が複数いる状況でも、条件を満たした人が即勝利してゲーム終了となるのが特徴だ。


例えば下図のように卓を囲んだ場合

   A
 E   B
  D C

Aの勝利条件はCDの敗北
Bの勝利条件はDEの敗北
Cの勝利条件はEAの敗北
……
といった具合だ。
両隣のプレイヤーについては、その生死が自分の勝利条件に直接関与せず、また一人の共通標的を持つ関係になるため、攻撃や妨害の対象にすることは基本的にない。
無論、敵/味方のルール的な区分はなく、呪文や能力の対象、攻撃指定先も四人の中から自由に選択可能である。察し。

このルール、シンプルに見えて以外と戦略的な要素があり、
例えば先の配置でDが敗北したとすると
A→あとCさえ倒せば勝ち(リーチ)
B→あとEさえ倒せば勝ち(リーチ)
という状況になる。
つまり、AはCを攻めるのと同時に、Eを守るよう動く必要もある。どれだけAに死ぬ要素がなくとも、EがやられるとBが勝利条件を満たし即ゲーム終了となってしまうからだ。
そのため、Bがジェネラルパンチ+憎悪/hatedで唐突にEをワンパンKOしようものなら、Eの自衛は勿論、Aからも除去が飛んでくる可能性がある。
序盤は隣人として親しくしていたotomodachiでも、カウンターや除去を吐き出しては足を引っ張り合う仲へと変貌する訳だ。

また、殴り系デッキにとって削るライフ総量が80点(二人分)と四人対戦時より少ない点にも注目したい。カジュアルEDHあるあるな「二人までは殴り倒したけど消耗し過ぎて勝ちきれない」という悩みからもそこそこ解放される(かもしれない)。
一方でコンボ系はどうせ一度に皆殺しなので、単純に敵が四人に増えており難易度は増加。これにより一般的にコンボ>殴りとされる両者の力関係が多少は緩和されているとも言える(かもしれない)。


最後に、
五人EDH、たまにやる分には、四人対戦時より勢力・政治要素が更に強くなってこれはこれで新鮮かもしれません。
ただ、ターン一巡が遅くゲームが長期化しがちなので、スムーズなプレイ進行を心がけましょう。

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