何かタイトル似たり寄ったりな記事ばかりじゃないですかねとか。
今シーズンは硬化した鱗と添い遂げると決めたのでね。詮方なきかな。

6 《森》
2 《島》
1《平地》
1《梢の眺望》
2 《大草原の川》
3 《ヤヴィマヤの沿岸》
4 《吹きさらしの荒野》
4 《溢れかえる岸辺》
【23 Lands】

2 《森の代言者》
4 《搭載歩行機械》
3 《棲み家の防御者》
2 《アブザンの鷹匠》
4 《マナ喰らいのハイドラ》
2 《つむじ風のならずもの》
【17 Creatures】

4 《硬化した鱗》
2 《ニッサの誓い》
4 《ドロモカの命令》
3 《頑固な否認》
1 《払拭》
2 《抵抗の妙技》
1 《鼓舞する呼び声》
【17 Spells】

3 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》
【3 Planeswalkers 】

以下各パーツについての雑感や考察。

■つむじ風のならずもの
・鱗デッキの新枠。
・単体で鱗とのシナジーは無い。大体相手は「?」って顔をする。
・出した時点で地上2/2と飛行1/1が二体。これに鱗込みニッサの-2起動で、地上4/4&飛行3/3二体という中々強固な布陣を作ることができる。
・また、出したターンに即アンブロッカブルを付与することも可能で、到達と高タフネスが固い「世界を壊すもの」が入っているランプ相手に勝負を決めたことも。
・(2)(U)(U)というシンボルが最大の難点。
・他項でも触れているが、この青ダブルを捻出するために土地構成や他パーツをかなりいじった調整の結果がver2のリストである。
・これが活躍すると相手はサイドから「光輝の炎」を入れてくるので、それを読んで「放浪する森林」にまるっと入れ替えるのが最高に楽しい。

■抵抗の妙技
・「勇敢な姿勢」と枠を争いがち。
・鱗デッキではメジャーな防御スペル。勇敢な姿勢よりは攻撃的に使える。
・勇敢な姿勢が除去にもなる分、防御性能やテンポの取り方はこちらの方が上。布告除去はどの道打ち消すしかない。
・ランプ相手にはプロテクションが腐る上、6・7マナ域の中堅エルドラージを除去できる分姿勢の方が有用。一方で妙技は反射魔道士のバウンスや追放除去から守れるという利点がある。
・ランプは(ラリーやアブザンに比べれば)そこまで不利なマッチアップじゃないと思っているので、こっちの採用に。

■森の代言者
・「毅然さの化身」の枠に実験的に投入
・↑のつむじ風のならず者を出すために、序盤から青ダブルを意識したフェッチの切り型をしなければならない、という訳で色拘束が緩いこっちを実験的に採用。
・一マナ2点火力を耐えるという名目もある。マルドゥ増えたし。
・警戒はまぁ、PW守りながら殴れるかなくらい。
・ある程度使用後の感想になるが、やはり単体で全く鱗やニッサとシナジーが無いのは間違っているかもと思ってきている。打点の低さがじれったく。
・実際、シングルシンボルのお陰で無理なく土地を調整しながら展開できた場面自体は多い。
・歩行機械後に獰猛達成しながら出して頑固な否認を構える、というバント鱗の王道パターンが減ったのはいただけないような。

■ニッサの誓い
・ランプでは割とおなじみになりつつある、生物or土地orPWサーチ。
・つむじ風の青ダブル調達やキープ基準に一役買っている。
・手札を減らさずに呪文を唱えられる→ハイドラが育つのは鱗デッキ特有の利点。
・一方で意外とスペルが多いこのデッキ、ドロコマ・頑固な否認・土地、みたいなめくれ方をして泣く泣く土地を手にすることも。
・これに甘えてフェッチ8なのに土地を23に絞っている節はある。
・ごく稀にニッサの緑ダブルを誤魔化す。

■鼓舞する呼び声
・アド枠として「進化の飛躍」と枠を争う。メインからはどちらか一枚かなといったところ。とても悩む。
・飛躍の方が総合的なアド力と安定感はあるが、とにかく緑マナ要求が激しく継続的にマナを立たせることを必要とされるので、思っている以上にテンポロスが激しい。青ダブルを用意したい今回は特に。
・飛躍はアドは取れても折角育ったハイドラは守れなかったり。
・一方で勇敢な姿勢をメインから抜いている今、「搭載歩行機械を分解する」というとても重要な役割を担えるのが、飛躍を捨てがたい一因。
・ニッサの誓いである程度生物は探せる。相手に早々に手の内を晒さずに済む(飛躍は生物めくれるまで公開)。バットリとして働く。という点からメインは呼び声かなと。しょっちゅう飛躍と入れ替えてるけど。

■ヤヴィマヤの沿岸
・青を出すために。「伐採地の滝」と枠争い。
・毅然を切ったり誓いを入れたお陰もあって、今の所色事故らしい色事故はせずにすんでいる。ダメランを多く積んだのでバトランはリスト通りの3に。ギデを抜いたから白は1あれば最悪回るし、フェッチで青を持ってこようとすると自然と揃うからだ。
・森の代言者を使うなら流石に伐採地の滝かなという気がしないでもない。アンタップインに助けられた盤面はとても多いので、そうなってくるとやはり代言者が怪しい。
・フェッチ8と併用すると土地ダメージが中々痛いことに。メインからライフ回復手段が一切入って無い(ニッサ-7くらい)ので、意外とライフレース厳しくなる時もある。
・フラッドの受け皿も無い。という点も加味すると、代言者or毅然の枠は「始まりの樹の管理人」でも良いのではと思い始めている。

召使4! 毅然4! みたいな従来の王道鱗のリストを見ると、迷走してるかなと思わないでもない。
サイドはそのうちまとめる。

コメント

くー
2016年2月23日9:52

はじめまして。
自分も鱗デッキを組もうと最近思ってたのでとても参考になります。

鱗デッキでよく見かける毅然さの化身がいないのはやはりダブシンがきついからでしょうか?

1/1トランプル
2016年2月23日23:19

コメントありがとうございますー。

初手鱗後、緑白フェッチから更に森をもってくるかと言われると……。(今回は青ダブルを頑張って用意したい)
「鱗の召使い」が入っていない上記リストで「2T目毅然」は決して強い動きとは言い難いですが、ドロコマや妙技が腐るので展開せざるを得ない時は多いです。
また、魔巧未達成の「焦熱の衝動」の良い的になってしまうのもいただけないかなぁと。そんな訳で実験として森の代言者を試してみました。

使用感を言うと、代言者で良かったと思う場面がある一方で、毅然さの化身が欲しい時もあります。悩ましいです。

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