EDH対戦記⑤

2018年5月24日 EDH
使用したデッキは《原初の災厄、ザカマ》
新作につき調整中。例によってカジュアル指数高めだけど、その内リストはまとめる予定。

●ザカマ・モーギス・女王マルチェッサ・赤白ギセラ(win) 
ギセラの「締め付け」でランプできないのが辛すぎる。モーギスやマルチェッサの抵抗虚しくぶん殴りモードに。ほぼ何もせず負け。

●ザカマ(win)・モーギス・女王マルチェッサ・赤白ギセラ
モーギスが出した累計アップキープコストでで土地奪うやつの挙動を私が正しく理解しておらずgdgdな展開に。マルチェッサスタートの統治者は私以外の三人でぐるぐる遷移。ザカマさんひたすら土地伸ばして辛抱。
……最終的に漁夫の利的に殴り勝ち。

●アネシ(win)・ザカマ・原形質・怒れる腹音鳴らし
青単スフィンクス軍団VSエムラを食べた原形質VS土地投げまくる腹音鳴らしの大戦争をペスのマイナス起動で流す。その隙に無限コンボを決めに行くもアネシにマナドレされ、返しにパラドックス装置から一生スフィンクスを出し続けられて負け。


●ザカマ・赤黒銀枠の合体させるやつ・怒腹音鳴らし(win)・赤白ギセラ

ギセラの置いた《血染めの月》《法の定め》によって低速化。マナが伸びきって良い具合に戦えそうだったが、月の影響がほぼ無かった腹音鳴らしが先に暴れはじめて負け。

●ザカマ(win)・モーギス・ロシーン・ドラン
ロシーンの20/20くらいに育ったハイドラとザカマwith2体で相討ちみたいなプロレス。その後モーギスのボックスで色々崩壊するが、いち早くランプしてザカマ&エリシュノーンで盤面制圧して勝ち。

●ザカマ・ネヘブ・ナーセット・シディシ(win)
2Tで土地二枚置いてエンドしたら3T目を迎えたシディシがおにぎり決めて終わり。ぬるキープ。

●ザカマ・ナーセット・ネヘブ(win)・シディシ
前回の経験を活かし白チューから《トーモッドの墓所》を持ってきて無理やりシディシを止める……がナーセットが3T目に走り出す。そちらは捲りが悪く一安心していた矢先に今度はネヘブが《背信のオーガ》から27マナ出して超展開。誰も対抗手段を用意できず轢き殺され。


分かっちゃいたけど9マナ統率者は重すぎる。土地が伸びたら伸びたで手札枯渇することがあったり……。
無限コンボは積んでいるが勝ち方が二回とも「gdった後で盤面でマウント取って殴り勝ち」だった。勝ち手段の検討はともかく、重さと遅さから、赤白の基本に立ち返って妨害やリセットを増量しようかと思う。



こちら前編↓↓からの続き。
http://miniyabi.diarynote.jp/201805141844275161/

100枚解説と言ったなあれは嘘だ。
多色土地系に関しては構築者の資産次第ということで、元リスト同様に割愛。
他の項目を少し肉厚に書いてから許して。

★=必須度的なあれ

【スペル14】
《本質の変転》★★★
除去回避やcip再利用と使い道は色々。何よりティシャーナに使うことで《Ancestral Recall》もビックリの1マナ大量ドローを実現できる。噛み合い札に見えてほぼ腐らない。

《俗世の教示者》★★★
軽い生物サーチ。コンボパーツ探しの他、序盤詰まった時に《ティタニアの僧侶》《ソンバーワルドの賢者》といった強いマナクリを引っ張ってくるのにも使う。

《自然の要求》★★★
軽量インスタント呪文でしか対応できない局面というのは必ず存在する。
再利用の賢者等よりも優先度高め。

《サイクロンの裂け目》★★★
青の癖に撃てる全体除去。ほんまこの色。

《急速混成》★★
1マナ確定除去。3/3生物を献上するデメリットはEDHでは些事。
青緑といえど最低限の生物除去は実装しておきたい。

《現実変容》★
基本的には《内にいる獣》で良いと思う。追放除去が欲しいときに。

《三人組の狩り》★★★
ドミナリアでこれのインスタント版が登場した。ただし並ぶのはエルフではなく苗木……。
ソーサリーと言えど流石に部族シナジー重視かなと思っている。

《英雄的介入》★
打消しの代わりに一枚。打ち消されない《抹消》や起動型能力による除去、単体コントロール奪取等を防げる。握っていると安心だけど、腐ることも多い。

《召喚の調べ》★★
インスタントで戦場に出せるため《エレンドラ谷の大魔導師》《造物の学者、ヴェンセール》で打ち消し呪文として使うこともできる。

《歯と爪》★★★
通れば概ね勝ち。

《白鳥の歌》★★
握っていると何かと安心。1マナは大正義。
テンポロスが少ないため構えたまま一巡もよくある。真のマストカウンターを見極めよう。

《否認》★
他の各種カウンターを入れて更に欲しいと思ったら。《対抗呪文》は緑が濃いこのデッキでは厳しい。

《遅延》★★
EDHにおいて3T後は遥か未来。対応範囲の広さとシングルシンボルであるメリットの方が圧倒的に大きく、額面以上に使いやすい。

《秘儀の否定》★★
EDHで相対アド損となるカウンターがそれでも強いとされるのは、ひとえにコンボ環境であり、他人のコンボを止める「守り」にも、自分のコンボを通す「攻め」にも使えるから。
除去のような妨害札にしかならないカードとは一線を画するのである。
その上これは相対アド損すらしない。

【エンチャント9】
《繁茂》★★★
生物重視なこのデッキで土地エンチャントを採用する理由は大きく2つ。
《狙い澄ましの航海士》+《フェアリーの大群》で無限マナコンボ可能にするためと、マナ面における最低限の生物除去ケアである。

《楽園の拡散》★★★
指定は専ら「青」にする。シンボルが薄いティシャーナはあくまで中間地点。《狙い澄ましの航海士》を唱えてから即能力起動する時の青トリプルが以外と出ないものなのだ。

《肥沃な大地》★★★
この手のマナ加速は一つの土地に重ね貼りすることでアンタップ能力とのシナジーが強力になるが、リスク分散のためバラつかせた方が無難。

《はびこり》★★★
土地エンチャントは基本的に森に付けるのだが、場合によっては《繁殖池》に付けても良い。デュアランも可。
「一つの森から青1込み3マナ出る」ことは《狙い澄ましの航海士》+《東屋のエルフ》+《稲妻のすね当て》によるコンボをワンチャン狙える。

《イトリモクの成長儀式》★★★
かの高額な《ガイアの揺籃の地》は値段相応に超強力だが、無くても全然回るので採用はお財布次第。
これは安さの割にとても強いので是非入れたい。

《適者生存》★★
繰り返し使えるサーチが弱い訳がない。
準備段階の序中盤にこれを置くと、ゲームを畳めないのに選択肢だけやたら広くなって、自分のプレイングの下手さを実感させてくれる一枚でもある。

《リスティックの研究》★★
ティシャーナ以外のアド装置。もしくは減速装置。やや異物感は否めない。

《食物連鎖》★★★
コンボパーツ不足時の「見切り発射」について。
場に出ているティシャーナ自身を食物連鎖でサクれば8マナ出るため、二回目キャストは差し引き1マナ、三回目は3マナ、以降2マナずつ増えていく。
ドロー枚数や繰り返せる回数は盤面&マナ次第だが、大量ドローして《永遠の災い魔》を無理矢理引きにいくことが可能。
一刻を争う時や十分な盤面を築けていて「イケる」と思った時用に。
※ドミナリアで登場した《減衰球》でコンボが止まるため注意。

《魔力流出》★
自アップキープに茶1つ毎に2マナ払わないとその茶をサクらせるエンチャント。先置きできて継続的な妨害が可能。生物に《進歩の災い》がいるため、別の妨害アプローチとして《無垢への回帰》よりこっちを使っている。
マナファクト勢が悶絶して楽しい。

【アーティファクト5】
《師範の占い独楽》★★
青茶単のような無限コンボのパーツになる訳でもなく、土地サーチ(=シャッフル手段)が多い訳でもないので一応好みの範疇とする。まぁ入れ得。

《魔力の墓所》★★★
多くのデッキにとって初手ブン回りパーツ筆頭だが、色マナは出ないし生物でもないし自分で茶を流すしで噛み合いは悪い。逆に言うとそれでも使えるくらい強い。
……別のEDHを持っているならそっちで使った方がプライスは高い。

《太陽の指輪》★★★
安いからこれだけでも入れておこう。何だかんだシナジーやコンセプト以前にマナは正義。

《稲妻のすね当て》★
ティシャーナでは上手く活かせないため無くても良いのだが、これ一枚で無限コンボのルートが幾つか増えるため一応採用している。

《冬の宝珠》★★
マナクリが十分に揃っている時に。
土地が一枚だけ起きるというのがミソで、ニクソスや変身イトリモク、エンチャントした土地等とも相性良好。

【土地29】
・二色土地など
タルキールフェッチやショックランドだけでもあると結構違う。
ミスティトロピーまで入るなら女人像とか森のレインジャーは無くても良いかも。

《エルフの番小屋》★
3マナ以上出せるエルフがいるとマナ加速になる。獣相のシャーマンを起こしたりも。
《アルゴスの古老》による無限マナパーツだが、限定条件下に加え使い道を別途用意する必要があるので注意。

《ニクスの祭殿、ニクソス》★★★
緑のパーマネントが数並ぶため信心は稼ぎやすい。また、余った大量の緑マナを少ない青マナに変換することが稀にある。



以上、マナクリによる良い感じの加速、安定したアド、打ち消しによる介入、分かりやすいプレイング方針、複数ルートある勝ち手段と、使っていてストレスフリーなティシャーナEDHの紹介でした。

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